社会人であれば、大半の方が目標とする『仕事ができる奴』
実は能力が高くなくてもなれる事を知っていますか?
社歴10年を超えるベテランであれば、能力が伴わなければ『罵倒』される可能性もありますが、若手であれば「知識」も「技術」がなくても良いのです
なぜなら、立場に応じて『仕事ができる』の基準は変わるから
この記事では20代若手社員でも『できる奴』と言われる方の特徴をご紹介!
仕事は『覚えるもの』ではなく『考えるもの』
最初からできないのは当然
入社すると新入社員の大半は、会社の仕事を『漏らさず覚える』という気持ちになります
しかし、この考え方は少し間違っています
誰もそんな事を求めてはいないのです!
重要なのは要点を押さえ、仕事の理由を理解する事です
重要なのは『考えること』
以下に2つの例をあげます
※店舗に送る商品を梱包するシチュエーションだとします
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]①この箱は時間かけても良いから丁寧に梱包してね[/voice]
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]②この箱は店舗に並ぶ商品だから丁寧に梱包してね[/voice]
どちらが情報量がありますか?
圧倒的に②ですよね?
①の場合はとにかく丁寧さは求められますが、理由はわかりません
対して②は「店舗に並ぶ」という事がわかっているので丁寧さが重要だという事も予想できますが「汚れ」や「箱の傷」といったものにも注意を払う必要性を想定しますよね?
そういった発想が「イレギュラー」を発見し対処するなどのファインプレーを作り「あいつ考えて仕事してるな!」と思わせる第一歩になるのです
大切なのは、仕事の内容を覚える事ではなく
仕事の理由を考えて『要点を押さえること』です
考えた後で『自分の考えを述べてから聞くこと』
最初に先輩や上司は「わからない事があったらすぐ聞いて!」と言いますよね
あなたは、言われた通り、わからない事をすぐ聞いていませんか?
[aside type=”warning”]
それは大きな間違いです!
[/aside]
これをしてしまうと、間違いなく『頭悪い』のレッテルを張られます
少し理不尽かもしれませんが、「すぐ聞いて」は建て前と思って下さい
「じゃあいつ聞いたら良いんだ!?」って話ですよね
答えは、間違っても良いので『1つ自分の答えを出してから』です
これには2つの重要な理由があります
①考える感を出す
答えが間違っていても良いのです
全く的外れな発想でなければ「それも一理あるんだけど・・・」
とプラスに取ってもらえる事が大半にです
何よりそういった質問の仕方は『熱心さ』を感じさせる事ができ、協力を仰ぎやすくなります
②質問の意図の擦り合わせをする
これはどういうことか?という話ですが、
「自分の質問のポイント」と「相手が受け取った質問のポイント」のズレをなくす為です
例えば新人が「箱が閉まりません。どうしたら良いですか?」と聞いたとします
するとベテランの先輩は「何で閉まらないの?」と返答すると思います
こういった会話をすると、先輩は新人に対して「何言ってるんだこいつは」と思ってしまうのです
この時仮に新人が「箱を閉めようと思うのですが、中身が飛び出していて閉まりません。少し中の物の入れ方を変えて良いですか?」
と聞けば、先輩は状態のイメージを掴みやすく返答も容易になるのです
つまり、イメージを共有できる存在かどうかというのも『できる奴』と感じさせる決め手となるのです
『できないけど必死な自分』を演じる
次に必要なのは、「仕事はできないけど他者に頼る姿勢」を積極的に見せていく
という事です
これは人に対して信頼感を与える為に行うのです
仮に最初から理解力があり、人に頼らなくても自己解決ができる方がいても
誰にも相談しなければ、「あいつはわからない事があっても人に聞かない奴」
というレッテルが貼られてしまう恐れがあります
それなら自己完結している内容も、あえて保険をかける気持ちで
先輩に「答え合わせ」を求めてみましょう!
すると先輩は頼られているという気持ちが生まれ「こいつには色々教えてやるか」という気持ちにさせる事ができるのです
こうなれば、その人の知識は既に自分のものになったのと同じなのです
好かれる人間になれ
人ごとに好かれる方法を考える
万人に好かれる人は存在しませんが、多くの人に好かれる人は存在します
それは『自分を肯定してくれる人』です
中には自分の悪い所を言って欲しいという人もいますが、
人は自分の存在を認めてくれる人を好む傾向にあるのです
そして、周囲に好かれる事ができればその人達のバックアップを確保する事ができるようになり、わからない事を聞ける関係を作る事ができるのです
関係性構築は『仕事中以外』がマスト
人間関係を構築するのであれば、仕事以外の「休憩時間」や「ランチの時」「飲み会」の席がベストです
というのも新人の頃だと、仕事中はほとんど絶対に先輩と対等なレベルで仕事をする事ができない為
自分の魅力をアピールする事が困難になります
また、余裕のない仕事中に新人に簡単な質問などをされるとイライラしてしまう場合もあります
しかし、休憩時間であればお互いにリラックスしています
そう言ったときは仲を深めるのに良い機会です
先輩が喫煙者で、もし仮にあなたが「タバコを吸わない人」でも喫煙ルームに付き合うなどの姿勢を見せれば先輩は自分に関心を持ってくれているのかな?と好印象を抱きます
また、最初はできるだけ自分の「失敗談」や「少しお馬鹿さんな所」を伝えると、親しみを持たれやすくなるのでオススメです
陰で褒めると陰で褒められる
実は人は「直接褒められる」より「人伝で褒められる」事の方が喜びが大きいという事を知っていますか?
直接の場合は「気つかってるのかもな」とか余計な先入観が入ってしまいますし
謙遜から「そんなことないよ〜!全然だよ〜!」と否定できてしまいます
しかし、陰で褒められるとその褒め言葉は『信憑性』を持ち
否定できない為、素直に受け入れるのです
すると「あいつも頑張ってるからな!」と思うようになるのです!
そうすると、それが噂になり『陰褒め』した自分の良い噂として帰ってくるのです
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]
「あいつ、そんな事言ってたのかぁ!まぁ、あいつも最近ちょっとだけ頑張ってるかな・・・?(可愛い奴め!)」[/voice]
足りない知識は『引き出し』で補う
知識の在りかを知る
『三人寄れば文殊の知恵』ということわざを知っていますか?
どの分野においても知識は1人で持つには限界がありますが、
3人いれば大体の事がわかるくらいの知恵が集まるという意味のことわざです
これを利用する事で効率よく知識を集める事が可能なのです
それが『引き出し』を持つ事です
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]つまりはだね![/voice]
色んな道のスペシャリストが身近にいれば「どんな難しいこと」も聞けば解決してしまうのです
3人どころか10人でも20人でも、そういった人を作ることは、自分の知識を広げることと同意になるのです
助けてもらえる関係性を作る
しかし、問題はそんな「関係性」を作れるかどうかです
そこで先ほどまで紹介した、「人に信頼感を与える」が重要になってくるのです
そして、「一度教えてもらった相手を陰で褒める!」
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]実は○○さんに凄い助けてもらって・・・[/voice]
これをする事で「仕事を成功した自分の株」だけでなく「相手の株」が上がり、『WINWINな関係』が成立するのです
もっと言えば「自分も相手の為になる情報」を持つ事ができれば、より一層協力の姿勢を確立していく事ができます
[aside type=”warning”]
こちらから一方的に求めるばかりだと「不信感」を与えてしまう可能性もある為、聞きすぎも注意が必要です
[/aside]
実績を量産する
能力に関係なく成功すれば実績
最後は、実績を積み上げていく事についてです
仕事をする上では『成功の実績』が最も重要になりますよね
極論を言えば、どんなに能力が低くても成功してしまえばそれは実績なのです
そこで、実績を積み上げる第1段階が「人に協力してもらって仕事の難易度を下げる」事なのです
最初から自分1人で上手くやる必要はありません
最初は人に協力してもらいながら実績を積んでいく事が重要なのです
失敗を有効活用すると失敗は帳消しになる
挑戦も回数を重ねれば、絶対にいつか『失敗』します
しかし、その失敗を有効活用する事で失敗を帳消しする事が可能なのです
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]例を1つあげますね![/voice]
あなたは『新作のコンパクトカメラを作る作業』をしています
その際、必須の部品を取り付け忘れた事に気づかずに完成してしまいました
すると、完成したはずなのに使っていない部品が目の前に1つあります
そこであなたは、部品のつけ忘れに気づき、再度解体→組立しました
ここまでではただの時間のロスですが、これを有効活用するなら、
自分のミスをあえて周知し、同じ作業をする人に注意を喚起しましょう
そうする事で、部署としては同様のミスが発生せず、注意の提案をしたあなたは評価の対象になります
このように、1つのミスも利用次第では自分のプラス評価に繋げる事ができるので有効です
合わなければフィールドを変える
ここまで若手社員が『できる奴』と思われる為の工夫をいくつも紹介してきましたが
それでも解決しない場合があります
それは『人間関係の相性』や『仕事の相性』です
この先何十年働くかわからない会社で、嫌々力を付けていくのは苦痛です
「この職場、僕には合わない」と思ったら部署移動や転勤も構わないと思います
というのも、これからの社会は「どの会社が倒産するか」「誰がクビになるか」が全くわからない時代です
あなたが誰にも負けないスキルを身につけられる分野で戦うのがベストなのは間違いありません
ぜひ自分の能力を発揮し充実感を感じられる『ワークライフ』を送ってください
[voice icon=”https://maikiam.com/wp-content/uploads/2019/07/img_2177.png” type=”l”]それではまた![/voice]
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