フルサイズミラーレス一眼を選ぶ際、キヤノン、ソニー、ニコンを徹底比較しました。
キヤノンは『EOS RP , EOS R6』 ソニーは『α7Ⅳ , α7CⅡ』 ニコンは『Z5Ⅱ』を使いました。
結論を先にお伝えすると、僕が最終的に選んだのはニコンの「Z5Ⅱ」です。
この記事では、それぞれのメーカーを実際に使用して感じたリアルな使用感や評判を交えつつ、なぜ最終的にニコンに決定したのかを深掘りします。また、人気のLUMIXがなぜ候補外となったのかについても詳しく解説していきます。

僕の撮影スタイルについて
僕は仕事で写真を撮ることは一切なく、完全に趣味でカメラをやっています。
その中でも主な被写体や用途は次の通りです。
- 家族撮影(子どもの日常や成長記録)
- 旅行用カメラとしてスナップ撮影(街並みや食事、風景撮影)
特に機材の費用の手軽さや使っている時の楽しさ。動くこどもを撮るためのAF性能やEVFの見やすさ、室内でも綺麗に撮るために高感度性能を重視して比較しました。
キヤノンのフルサイズミラーレスを比較検討
使用機種:EOS RP(3ヶ月)、EOS R6(1年)
良かった点
- 写真AFが高速かつ正確で、特に子どもなど動く被写体撮影に最適。
- EOS R6の人肌の色再現が自然で柔らかく、家族撮影におすすめ。
- レンズラインナップが充実していて、廉価レンズのコスパが非常に良い。
気になった点
- 中間価格帯の魅力的なレンズが少なく、ハイアマ層向けの選択肢がやや不足。
- 動画撮影時の手ブレ補正性能が弱く、映像が安定しにくい。
ソニーのフルサイズミラーレスを比較検討
使用機種:α7Ⅳ(1年半)、α7CⅡ(半年)
良かった点
- α7ⅣのAF性能が業界トップレベルで、高速かつ正確。
- 動画撮影機能が充実しており、信頼性が高い。
- レンズが豊富で、サードパーティ製を含め選択肢が多い。
- コンパクトかつ軽量で旅行に便利。
気になった点
- 純正レンズの価格が高めで手を出しにくい。
- EVFの表示が人工的で、撮影の楽しさがやや薄れる。
- 撮って出しの色がフィルム調すぎて、自然な写真を好む場合は注意。
ニコンZ5Ⅱを選んだ理由
使用機種:Z5Ⅱ(3ヶ月間使用中)
良かった点
- EVFが非常にクリアで見やすく、撮影体験が圧倒的に良い。
- 高感度性能が非常に高く、室内や夜間撮影でもノイズが目立ちにくい。
- ZマウントのSラインレンズの描写が美しく、肌色の再現が自然。
- ボディが堅牢で安心感があり、旅行用カメラとしておすすめ。
気になった点
- ボディが重く大きめで、軽量モデルが少ない。
- AF性能がキヤノンやソニーと比較するとやや劣るが、実用上は問題なし。
- ライトユーザー向けのリーズナブルなズームレンズが少ない。
LUMIXが候補外になった理由
試用機種:LUMIX S5Ⅱ(レンタルで半月)
LUMIX S5Ⅱは動画性能が高く評価されていますが、僕が実際に試した上で感じたことは以下の通りでした。
良かった点
- 動画撮影の性能や機能が充実している。
- Lマウントのレンズラインナップに魅力的なものが多い。
気になった点
- EVFの見え方が個人的に合わず、撮影時のストレスを感じた。
- ボディが大きく重いため、旅行での機動性に難あり。
- 撮影体験が物足りなく、楽しさが少なかった。
これらの点から、僕の用途ではニコンZ5Ⅱが最適解となりました。
結論:なぜニコンZ5Ⅱを最終的に選んだのか
EOS R6やα7CⅡも同じくらい好きなカメラでした。特にコンパクトさとAF性能はこどもを撮影するのに向いています
とはいえフルサイズミラーレスを比較検討した結果、撮影の楽しさ、高感度性能の高さ、自然な肌色再現性を重視し、僕は最終的にニコンZ5Ⅱを選びました。
家族の自然な表情や旅行の思い出を鮮明に残すため、EVFの見やすさや撮影体験の満足度は譲れないポイントです。
この記事が、フルサイズミラーレス選びで悩む方々の参考になれば嬉しいです。
