子どもが生まれてからというもの、写真を撮ることが日常の一部になった。
寝返りをした日、初めて歩いた日、誕生日ケーキのロウソクを吹き消す瞬間。どれもスマホでサッと撮れるけど、ある日ふと気づいた。「ちゃんと写真に残したいな」って。
最初に僕が選んだのは、Canonのカメラだった。
それから1年後、SONYに乗り換えて、さらに1年後Nikonに乗り換えて今に至る。(尚今は富士フイルム機も併用している)
■ 写真に“記憶”を残す力がある
Nikonの良さは、スペックを語るよりもまず、「写り」で伝わると思う。
柔らかい肌の質感、目に映る光のトーン、ふわっとした空気感。それが、Nikonのカメラで撮った写真には自然と写っている。
もちろん、SONYのような爆速AFや富士フイルムのフィルムライクな色味も魅力的だ。でも、Nikonの写真はどこか“落ち着いている”。派手じゃないのに、見返すたびに心に残る。
家族写真って、SNSで映えるよりも、「10年後に見返してじんわりくる」ことのほうが大事じゃないだろうか。そう思ったときに、Nikonはとても頼れる相棒だった。
■ 子育てパパにとっての“ちょうどいい”選択肢
僕が使ってきたフルサイズカメラは「Canon EOS R6」「 SONYα7Ⅳ/ α7CⅡ」「Z5II」。どれも初心者〜中級者にちょうどよくて、コンパクトだから子育てしながら使うにはぴったりなモデルだった。
Canon EOS R6:何でも撮れる万能カメラ
R6はフルサイズセンサー搭載なのに価格が抑えられていて、初めてのフルサイズにもおすすめ。
暗い室内や逆光でもノイズが少なく、子どもの自然な表情がしっかり写る。
操作も直感的で、オートでもしっかり撮れる。子どもを追いかけながら、難しい設定を考えなくていいのは本当に助かる。
何よりCanonはコンパクトで安価なレンズが揃っているのが魅力だ。
サードパーティ製レンズの選択肢がないのが不満点だったが、ラインナップが充実した今となっては全くと言って良いほど問題ない。
SONY α7Ⅳ α7CⅡ:コンパクトながら現代最高の性能
SONYの魅力は何と言ってもそのコンパクトさに似合わない圧倒的な性能だ。
レンズの選択肢が全メーカー中圧倒的に多く、AF(オートフォーカス)性能も他者を圧倒している。
特にAIを用いた被写体認識の精度とAFスピードがあるお陰で撮影を失敗する方が難しいと思う程だ。
正直僕はその優等生さが楽しくないと思ってしまった・・・
Z5II:バランス型の進化系
Z5の後継として登場したZ5IIは、AFの進化や動画機能の充実など、弱点をしっかり補ってきたモデル。
これ1台あれば、写真も動画も、日常から行事までオールマイティに対応できる。
そしてNikonは撮るという作業が図抜けて楽しい。
■ レンズ選びも楽しめる
Nikon Zマウントはレンズの選択肢も増えていて、コスパの良い単焦点も多い。
たとえば、NIKKOR Z 40mm f/2は小さくて写りも抜群。背景も自然にボケるから、ポートレートにもぴったり。
35mmや28mmの単焦点も、子どもとの日常を切り取るのに最適だ。
Z5にこのレンズをつけると、軽快で“ちょっと良いカメラを持ってる気分”を楽しめる。そういうちょうどいい感じも、Nikonらしいなと思う。
■ Nikonを選んでよかった理由
僕がNikonを選んでよかったと思う理由は、以下の4つに集約される。
自然で落ち着いた色味 家族の写真を優しく、美しく残せる。 UIの分かりやすさ 初心者でも迷わず使える操作性。 コスパと安心感の両立 Z5ⅡやZf、Zfcには価格以上の満足感がある。 “残したくなる”写真が撮れる 10年後に見返したくなるような、温かい写真が残せる。
カメラって、スペックだけじゃなく“写った写真がどんな気持ちにさせてくれるか”が大事だと思う。
Nikonは、その部分に全振りしてくれているような気がして、僕はとても信頼している。
■ 子育てとカメラの関係
子育てをしていると、忙しさの中で思い出がどんどん流れていく。でも、写真があることで「あのとき、こんなふうだったな」と立ち止まれる瞬間がある。
Nikonのカメラは、そんな「振り返る時間」を豊かにしてくれる。
スマホも便利だけど、“しっかり残す”という点では、やっぱり専用のカメラにはかなわない。その中でも、Nikonは“ちょうどいい選択”だと思う。
■ まとめ
もし、今カメラ選びに迷っている子育てパパがいたら、「Nikon、いいよ」と伝えたい。
主張しすぎず、それでいて大事な瞬間をしっかりと残してくれる。
そんな“相棒”のような存在が、Nikonにはある。


