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働き方改革の罠!?休日は減り、残業が増えて、家に帰れなくなった僕の今

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働き方改革の影響で、多くの方が「定時帰り」「週休2日」が約束されたかも知れませんね

けど、僕は違います
逆に「残業と出張は増え」「休日は減り」ました

法律は変わったように見えて、大した変わっていないことを理解しましょう
この法律改定により、サービス残業も世の中で増えているのです

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【 目次 】

  1. 働き方改革と特別条例
  2. 働き方改革の影響・体感
  3. メリット・デメリット
  4. これからがんばっていけるのか

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もくじ

働き方改革と特別条例

PEXELS

『働き方改革』では就業時間を以下のように定めています

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 働き方改革 

  • 月間残業時間の上限 = 45時間
  • 年間残業時間の上限 = 360時間

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しかし、一部の会社では『特別条例』を使っています

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 特別条例 

  • 月間残業時間の上限 = 100時間未満(年に6回まで)
  • 年間残業時間の上限 = 720時間

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この法律は悪です、問題の根本的な解決が全く出来ていません
と言うのも、これでは今までとほとんど変わりませんよね
残業時間は「2ヶ月〜4ヶ月平均で80時間まで」とか細かいルールはありますが
基本的には今までと同様に残業は可能なのです

また、1ヶ月間で出勤日の残業がゼロの場合、毎週休日1日を「休日出勤」にすることが可能なのです(休日出勤分はまるっと残業代になります)

ということは、毎月『月休4日』が実現可能なのです
恐ろしいですね・・・

働き方改革の影響・体感

PEXELS

僕の会社は2019年4月からこの法律が適用となりました
では、この法律改定の影響と会社の変化を記載していきます

1ヶ月目

「法律が適用した最初の月」

工場でのサービス業務ということもあり、時間のコントロールが出来ないので
上司は、管理が難しそうです
しかし、なんとか皆「45時間」を超えないよう残業・休みも徹底して管理していました

とはいえ、少し超えてしまった気もしますが・・・

2ヶ月目

「働きやすいなぁ!と余裕を感じ始めた2ヶ月目」

ここから少しずつ元に戻っていきました
上司が、会社の管理部門に苦言を吐いたのです

「こんなんじゃ仕事にならない!何とかならないのか!」

ここで何と『特別条例』の説明が管理部門から始まったのです

2ヶ月目にして、残業時間は60時間を超えました

3ヶ月目

「結局前と変わらないじゃんか!と思った3ヶ月目」

もう、わかりますよね?ほとんど元どおりです

1ヶ月おきに超絶忙しい時期がやってきて90時間近くまで残業をさせられ
次の月は45時間ギリギリの工程を組まれる

忙しい月は休みもないので体調も万全でなく、仕事だけでなくプライベートにも支障をきたします

完全に「ブラックだわ」と思いました
人員を人ではなくロボットのように管理しているので・・・

メリット・デメリット

PEXELS

ここまで言うと悪いことしかなさそうに聞こえますが、いい点もあるのです
次はそれを記載していきます!

メリット

1年の内6ヶ月は確実に楽ができる

これは、法律の醍醐味の部分ですね!
毎月ではなくとも、年6回は確実に残業が「45時間」に収まると言う約束が出来たのは大きいです

というのも、これまでは毎月90時間オーバーが普通だったので・・・笑

定時退社がしやすくなった

特にすることのない時に定時を過ぎていれば、退社しやすい環境になりました

「いやいや、法律変わらなくてもできるだろう!」って思うかもしれませんが、
上司や先輩が一生懸命仕事している間を抜けて帰ると言うのはなかなか気が引けるものです

1つ、帰る正統な理由ができたことは大きいのではないでしょうか?

デメリット

1年の内6ヶ月は地獄の毎日がやってくる

月間の残業時間が90時間ということは、月に22日出勤として単純に計算すると

1日の残業時間は「4.1時間」です
9時18時の定時勤務の場合、終了は毎日のように「22時」です

通勤時間を考えると、家に到着するのは「22時半〜23時」ですかね?
そんな地獄のような毎日を送ることを考えただけで、最悪ですよね

要は、会社は「残業できる時はとことんしろ!」ってスタンスなんです

サービス残業が発生する?

これは完全にアウトですが、実際に起こっている事実です
法律で残業時間を決められている以上、最終手段は「サビ残」です

これを強要する会社は少ないかもしれませんが、ゼロではありません
残念ですね・・・そんな会社なら辞めても仕方ありませんね

上司の機嫌が悪くなる

上司の仕事が忙しくなることで、部下への当たりが厳しくなる場合もあります
結局、平社員の仕事量が減れば、そのツケが回るのは上司です

上司がストレスを貯めると、そのストレスは下に向かうので
どんどん悪循環が生まれますよね

これからがんばっていけるのか

PEXELS

働き方改革については賛否両論ありますが、目的は
「会社員一人ひとりのライフワークバランスを整え生産性をあげること」です

その成果はあるのではないかと思います
この改革の結果、私生活に充てる時間は増えたことは間違いありません

家族との時間が欲しかったのなら、家族サービスに時間を使い
もっとお金が欲しい人は副業をすれば良いのです

これからの時代は、会社に振り回されない自由な時代になっていくのです
自分のしたい事はどんどん挑戦して、充実した生活を送っていってください!

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この記事を書いた人

26歳の新婚サラリーマン。趣味はハイキングとカメラと旅行、それから”モノ集め”。最近は動画編集なんかもやってます。妻曰く、遊びも仕事も妥協が嫌いな『ヌケてる完璧主義男』。
当ブログはガジェット・ライフハックを発信
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