「あなたは人間関係を上手く築いていますか?」
他者から得られる信用は人生を豊かにする為にもお金を生む為にも必ず必要なものです。
この記事では、信用の重要性と信用を得る為に工夫すべきポイント・信用を失う行動(守るべき”PST”)を説明していきます。
- 人から信用を得る事の重要性
- じゃあ信用を得るにはどうしたら良い?
- せっかく得た信用を失う行動とは
1. 約束を守らない
2. 秘密を守らない
3. 時間を守らない
4. 嘘をつく・隠し事をする - まとめ
人から信用を得る事の重要性
人から信用される事が人生を豊かにする事に繋がると言う事は言わずもがなご理解頂けるかと思います。
もちろん、それが全てと言う事では有りません。
しかし、信用を得られなければ何をしてもハードモードになるのです。
例えば、彼氏・彼女との最初のデートで”食べログ”を見て飲食店を選び、デートのプランニングをするとします。
この時、レビュー平均が「星4のお店」と「星2のお店」があったらどちらを選ぶでしょう?よっぽどの冒険者で無い限り前者を選ぶはずです。
人は信頼出来る人・物・情報を選ぶのです。
この例えの場合「星2のお店」は集客が困難となりハードモードになります。
これは、”食べログ”の信頼が絶大で有り、その”食べログ”がオススメしていない為です。(実際はレビューを書いた食べログ利用者の問題では有りますが・・)
これは、仕事でも同様です。
性格を勘定に入れない前提で”何度も同じミスをする人”と”同じミスは絶対にしない人”がいる場合、必ず後者のレビューが高くなります。
すると任せてもらえる仕事の幅は広がり、能力が高ければ成果を上げ、結果的には良いポジションを獲得する事が出来るようになるのです。
まず、チャンスを獲得する為には信用が必要なのです。
じゃあ信用を得るにはどうしたら良い?
信用を得る為にはまず実績が必要になります。
実績は相手の求める事を叶える事で生まれます。
例えば”挨拶”です。人間は承認欲求が大きい生き物です。
自分の存在を認めて挨拶をしてくれた人に対し、嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。
少し大げさな話かもしれませんが、挨拶の効果はそれほど大きいのです。
仮に会社の同僚が、仲のいい先輩には挨拶をして自分にはしてくれなかったとします。気分は悪いですよね?
全ての人に分け隔てなく平等に接する姿勢は、他所から見る人にも良い印象を定着させていくものですので、意識して見て下さい。”平等主義”です!
せっかく得た信用を失う行動とは
次に、せっかく得た信用を失う行動について、タイトルにもある”PST”と+αをご紹介していきます。
- P = Promise(約束を守らない)
- S = Secret(秘密を守らない)
- T = Time(時間を守らない)
- +α = 嘘をつく・隠し事をする
当然といえば当然ですが、最も信用を失う行動が上記になる為、以降に詳細を説明していきます。
1. 約束を守らない
例えば、あなたは今日の夜から大事な会食があり、送迎に車が必要です。
丁度その日に友人が「車貸して!夕方までに返すって約束するから!」と言われたので、あなたは「約束なら」と渋々車を貸しました。
「夕方に帰って来るなら間に合うか・・・」
しかし、約束したから夕方までに帰ってくると思っていた車はその日、帰ってきませんでした。
あなたは、またその友人に快く車を貸せますか?
約束とはいわば絶対的な信用です。
それを破るというのは、信用を放棄する事とイコールになります。
約束は必ず守るように心掛けて下さい。
2. 秘密を守らない
あなたは友人の誕生日をサプライズで盛大に祝う準備をしています。
1ヶ月前から入念な準備と段取りを行い、一緒に準備をした仲間内では絶対に本人にバレないように慎重に進めようと打ち合わせもしていました。
しかし、いざ誕生日の主役が来てクラッカーを鳴らしても、サプライズされる事を知っていた表情。
どうやら準備を一緒にしていた仲間がツイッターに載せて、本人まで伝わってしまっていたようです。
事故的な要因もありますが、秘密が第三者に知れるような行為をするのは信用を失って当然です。
秘密を守れない場合、それ以降の秘密の輪には入れなくなるのでご注意下さい。
3. 時間を守らない
時間については人によって重要度が変わりますが、忙しい社会人にとっては一分一秒が命取りになる場合があります。
また、時間は”守る事も破る事も簡単”で守る事は最低限のマナーになります。
プライベートで友達との約束に遅れる場合は「遅くなってごめん!待った?」で済みますが、ビジネス上では時に”部署単位”・”プロジェクト単位”の時間が関係しており、大人数の時間を浪費させる事に繋がるのです。
もし、あなたが社会人であるならば、仕事は出来なくとも最も簡単なこの”時間を守る”だけは徹底して下さい。
4. 嘘をつく・隠し事をする
最後は”嘘”と”隠し事”についてです。
これに関しては少し複雑になります。
全ての嘘・隠し事が信用を失う事に繋がる訳ではありません。
例えば仮に「僕(私)って不潔に見えますか?」と異性に聞かれた際、仮にそう思っていても「不潔ですよ」なんて言わないですよね?社会人である以上、伝えると相手を傷つける可能性のある場合、嘘も必要になります。
上記のように一部例外はありますが、交友や会社に損害をもたらす嘘・隠し事は信用を大きく損ねます。
頼まれていた仕事を失敗した時に隠し事をした経験のある人は多いのでは無いのでしょうか?
例えば仕事中、取引先へのメールを見返すと見積金額が一桁ズレていたとします。その場で上司に報告すれば、取引先へ謝罪を入れてすぐに訂正出来ます。
しかし「上司におこられるよなぁ・・・」「まぁ、察してくれるだろう・・・」「気付かなかった事にしよう・・・」と問題を先送りにすると、火が燃え広がり鎮火不可能な状態になる場合もあります。
失敗を恐れる人は多いですが、多少の失敗をした程度では信用はゼロにはなりません。
落ち着いて冷静にリカバリーすれば済む話なので、絶対に”失敗を隠そうと嘘だけはついてはいけません!”
まとめ
信用を得る事は、正直に生きていれば難しい事ではありません。
「自分しか知らない秘密を使って気を引こう・・・」とか「少しくらい時間に遅れても良いよな」といった自分勝手な感情を極力出さないようにし、常に相手が喜ぶ事をするよう心掛けて生活をしていれば自然と信用はついてきます。
その信頼が人を呼び、ビジネスを呼び、お金を生むのです。
お金を得る事以上に信頼を得る事を優先すべきと言う事は”堀江貴文”さんも著書「情報だけ武器にしろ。」で仰っています。
もし、あなたがお金を稼ぐ事を一番に考えているのであれば、まずは沢山の信用を積み上げる事をオススメします。
以上
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